じゅくちょうにっき 

じゅくちょうが思ったことや考えている事、その他地藤塾の様子をおしらせします。

模試はできるだけ受けておいたほうがよいという理由

いろんな校外模試が行われてますよね。

高校3年生になると毎月1回といってもいいくらいなんらかの模試があったりします。

さて、この模試。

 

ワシ的には「できるだけたくさん受けておいたほうがよい」と思っています。

 

大きな理由は2つです。

 

1.客観的な自分の実力を知る事ができる

 

 模試には基本的に「範囲」というのがありません。強いて言えば「今までやってきた所」という所でしょうか。この範囲がない、というのがくせ者です。定期テスト等学校のテストでは「出題範囲」や「出題問題集」というのがあり、そこをしっかりやっておけばある程度の点が取れます。過去問なんかやろうもんなら跳ね上がります。

 

 模試にはそういった要素がなく(たまに模試ですら過去問をストックしたりしている所もありますが)、ドーピング的な要素を使わずに、実力で挑む事ができます。

 

 入試の範囲は「すべて」です。

 

 範囲や出題問題集的なものがない状態でどれくらいの実力が出せるのか、というのを見極めていくのは大事な事です。

 

 そして思いもよらなかった所、勉強するのを忘れていた分野、等をあぶり出して模試以後の学習へ反映させていくという非常に大事な役目を持つのが模試です。

 

2.実力は本気で挑んだ実践で大きく伸ばす事ができる。

 

 本気挑んだ試合やコンテストで、いろいろ気付くことができた、という人は少なからずいると思います。本気で何かをしようとすると「今自分が持ってる事」で、その試合やコンテストでいい成績を収めようとがんばります。

 

 普段とは違った力や、普段では気づけなかった何かができるようになったりする事もありますし、過去最高の結果を出す、という事も頻繁に起きます。運動ではいつも使わない筋肉をつかって1試合しかしていないのに筋肉痛になる、といった事もあります。

 

 これは学習に関しても同じです。

 

本気で挑むと人は成長します。

 

 模試を受けないという選択はありえないですよね。ただし本当に刃が立たない模試は無意味という事になりかねませんので、ソコの選択はしていきましょう。

 

 一つ注意点があります。

 

 模試をうける際は、本気で挑む、という事です。勉強してないから~とか全然わからない~という理由で適当に受ける事はしないように。自分の持ってるモノで、最高の結果がでるように時間いっぱい考える。

 

 これができないのなら、模試を受けることは確かに無駄かもしれません。

 

 当日の自己採点も大事ですね。答が返ってこない時は仕方がありませんが、できるだけ当日中に、悔しく思った事を復習して取り返しておきましょう。